為替、金融、株式市場は平穏に推移しています。1ドル100円程度なら良いじゃないですか。銀行の業績はかなり良さそうです。株は日経平均 10,000 以上なら上等です。安倍さんは第三の矢実現のため動き回っているようにも思えます。又、世界を駆け回り、何をアピールしているのでしょうか? 外に行けば国交も深くなり、何かしら約束事も出来、牽いては新たに物流が発生、増加すれば良いじゃないですか。海運市況は緩やかな上昇機運。大手オペレーターの業績もよし、造船所も円安効果もあって受注残が増え、2018年まで受注した造船所もあるとか…。船主も、これ又円安効果か、苦しみ悶えている様子はありません。今のまま、夏枯れせず、今年いっぱい推移して欲しいものです。

その中で……セウォル号沈没とそれに伴い多数の犠牲者がでたことは衝撃的でした。事件に関わるハードウェアー、ソフトウェアーにいろいろと問題を提起しました。同様の事件が日本で起きたなら、どういうことになっただろうと思い計らいました。ふと「海猿」と云う映画を思い出しました。深さ数十メーターの水深で何故、早急に本船を浮上させることができなかったのか? 浮力を付加する道具、複数隻の大型フローティングクレーンの早急手当てとか…。韓国保有の3000トン級のフローティングクレーンが現場におる映像を見ましたが、その活躍ぶりなり成果を知りたいものです。日本よりの援助は断られたそうですが、日本には大型架橋工事などで活躍したフローティングクレーンがあり、かかる大型機材だけでも借りればよかったのでは…。救助作業は当然韓国主導になるので、この点から言えば日本から専門家、熟練者等を派遣することは辞めるべきでしょう。

沖の鳥島の転覆事件は、結局そのまま日本に持ち帰るようです。現場でさらに復旧することは出来なかったようです。この島を何とか実用化するための施策にはすでに永い歴史があります。よその国に取られることのないよう、作業を急ぎましょう。

BAO STEEL EMOTION が示談交渉中に差し押さえられ、日本政府までが介入するかと想いましたが、あっさりお金を払って本船差し押さえ解除したのは商船三井の英断でした。普通に考えれば、WRONGFUL ARREST を理由に COUNTER SUE するか、又は、預託金を積んで権利を留保しつつ差し押さえ解除し本船は稼働させ、別途争議を継続するか……後者を選んだのでしょうか? 一件落着なのでしょうか?