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コラム
2002 Vol. 4 PDF 版


6月9日 FIFA 日本がロシアに 1 - 0 で勝って勝ち点4、チュニジアにも勝って決勝リーグに進出して欲しいものです。マスコミが不必要に煽り立てたこともありますが、サッカーが開発途上国も含めた技術的に同レベルの世界的スポーツであること、又、日本も含めた各国のサポーターの熱気は異常なまで高揚することを認識しました。この経済効果は、オリンピック並と想われます。

阪神タイガースの進撃も例年になく異常です。やはり、監督でしょうか?! 何はともあれ、セ・リーグにとどまらず日本のプロ野球全体に貢献していることは間違いありません。その経済効果も昨年以上のものがある様に想えます。前回優勝日前に、「阪神タイガースが、優勝してもウロタエナイシンポジュム」が、新宿で開催されましたが、東京在サポーターで満席でした。そのときの経済効果は、ウン百億円!!!

スポーツと海運は継がりませんが、戦後日本経済を支えてきたのが海運であること、即原料を安価に輸入し製品を安価に輸出してきた歴史は、評価されていないのが残念です。前運輸省を含めてサポーターが、欠如しています。他方、海運業界側にも、この点、世間に対してプレゼンテイションが貧弱です。荷主筋には今ヒトツ毅然と対応し、マスメディアの媒介で、「海運に夢あり」ともっと若者に訴えて欲しいものです。

今年も半ば、日本経済動向は「底打ち」したのかどうか不祥なるも海運は、間違いなく「底打ち」しているものと判断します。従って、今年後半に向かって小さな UP-DOWN があっても徐々に改善されてゆくものと期待しています。


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