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コラム
2001 Vol. 11 PDF 版


「風が吹くと桶屋が儲かる」といいますが、9月11日事件は海運界に限らずあらゆる業界にとってプラス構図はありません。絶好調で推移した定期船 (コンテナ) もこれから一年は右肩下がりとなりましょう。多くのメガ級新造コンテナが未だ建造中ですが、実需に呼応できるでしょうか?

前月のレポートでも申し上げましたが、歴史上未経験の事件、事象が多く検証不可なこともあり、将来の見通しが非常に難しい。しかし、現在の市場低迷が長期続くことは絶対ありません。このあいだ挫折したものもおりますが、とりあえず足元を見つつ叡智を絞り頑張るのみです。

それでは底を脱却するのは何時か? リスクをとって、2002年の春と予測いたしましょう。今年のクリスマスはサンタクロースはプレゼントを運んでこないことは間違いありません。


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