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コラム
1998 Vol. 3 PDF 版


「チンコも立たず屁もひらず」と思い込んでおったら、「沈香も焚かず屁もひらず」と正式に申すことを知りました。

意味は良いこともしなければ悪いこともせず、平々凡々であること - であります。

昨年はこのペースで過ごしておけば大過ないと思っておりましたが、今年はこのペースでは死んでしまいそうです。

円安感は "いずれ" 払拭され円高に移行しましょう。

海運に係る各業界 (造船/金融/荷主等) が協力してこの暗雲を突っ切り、来年こそ青空を観たいものです。

近海船の売船候補船が約50隻あり船齢は 12 - 15 才。この隻数は既存近海船の約 15 - 20% に当たり、現下市況では過剰船腹量を構築している。一方1998年内 (4月以降) に約25隻の新造船が就航します。売船先の他アジア諸国の現状では売船処理は思うにまかせません。全額回収不可能な老齢近海船は金融機関も何らかの方法で協力体制を作り、この為暫時売船市況が落ちても売船処理するほうが良さそうです。


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