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コラム
1998 Vol. 4 PDF 版


明石大橋が4月5日に開通、同時にこれに係るフェリーサービスが営業停止、係船されます。大・中・小あわせて40隻か?

日本国内での転売は昨今の景気環境では無理でしょう。過去瀬戸大橋の場合はアジア地区経済が今程悪化が露呈しなかった故、それなりに海外売船処理されたが今回は超期間係留される不安があります。

簿価と売船価格の差額は本四架橋公団より交付金があり、あまり慌てている風情を見ませんが、バイヤー不在では一体どうされるのでしょうか? 公団も当該船の "査定" 金額を策定する由誰が正しく市況価格を査定できるのか? 不安です。来島大橋が完成間近でこの係りで来年又多数売船対象船が出てきそうです。

私はそんな橋で移動するよりフェリーボートで移動するのが風情もあり大好きです。

交付金は当然としても、海運不況の真っ只中で内航フェリーボートまでが多数係留されるのは全く不愉快です。まとめてインドネシア、フィリピンなどに外務省経由 "供与" (Grant) しては如何なものか?


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